なくても困らない。でも、あると人生がちょっと楽しい

ここ数年、
「なくても困らないもの」を
ずいぶん減らしてきました。

在宅で仕事をしているから、
服は最低限あればいい。

ネイルも、
別に誰かに見せるわけじゃない。

ダイエットや美容も、
がんばったところで劇的に変わるわけじゃないし、
そこまでやらなくてもいいかな、と。

たしかに、
どれもなくても生活はできるんですよね。

服が少なくても困らないし、
爪がきれいじゃなくても仕事はできる。

美容を少しサボったところで、
毎日の暮らしが回らなくなるわけでもない。

でも最近、
なくても困らないものを削りすぎて、
人生のハリまで一緒に削っていたのかもしれない、
と思い始めました。

合理的で、効率的で、ラクではある。

でも、なんだか楽しくない!笑

なくても平気。でも、あるとうれしい

在宅だから、
服もネイルも別にいらないかなぁって思っていました。

でも、新しい服を着ると、
やっぱり少し気分が上がる。

パソコンを触っているときに、
爪先がきれいだと、
誰に見られているわけでもないのにちょっとうれしい。

美容やボディメイクも、

「やっても大して変わらないし」

と、だんだんやらなくなってた。

でもある日、
鏡に映った自分を見て、

「私って、こんなんだったっけ?」

と、地味にショックを受けている自分もいました。

誰かに見せるためじゃない。
やらなくても困らない。

それでも、
自分が自分を見たときに
ちょっと気分がいいことって、
思っていたより大事だったみたいです。

ラクになったけど、張り合いもなくなった

物を減らしたり、
面倒なことをやめたりして、
暮らしはだいぶ合理的になりました。

失敗しそうなことは避ける。
お金がもったいないと思うことはやらない。
なくても困らないなら買わない。

そうしていると、
大きく失敗することもあまりありません。

でもその代わり、
新しく何かを始めることも減りました。

とにかく、なんとなく張り合いがない。

どうやら、
あまりにも冒険しない日々は
私には合っていなかったようで。

とはいえ、
大きく冒険するには小心者なところもある。

知らない土地へ一人で飛び込んだり、
勢いで仕事を辞めたり、
全部を手放して新しい生活を始めたり。

そこまでの刺激が欲しいわけじゃないんですよね。

安定は好き。

でも、安定だけだと少しつまらない。

たぶん私は、
安定した日々の中に、
ちょっとした刺激が欲しいだけなんだと思います。

新しい服を着るとか。
爪をきれいにするとか。
行ったことのないお店へランチに行くとか。
少しだけ体が変わるようなことを始めてみるとか。

そのくらいの小さな変化が、
私にはちょうどいいのかもしれません。

自分のためだけに、ダイエットを再開した

最近、
ダイエットを再開しました。

急な思いつきで始めたのですが、
こういう「自分のためだけのこと」も
やっぱりあった方がいいなと思っています。

昔は、誰かに

「痩せたね」
「きれいになったんじゃない?」

とか言ってほしくて、
やっていたところもありました。

でも40代になった今は、
純粋に自分の健康や、
自分が自分を見たときの気分のために
続けられているような気がします。

とはいえ、
ガチガチの筋トレをしているわけではありません。

単純に苦手なので。笑

食べることも好きなので、
好きなものは食べています。

ただ、食事の量や食べ方を少し変えて、
できそうな運動をぼちぼち続けているだけ。

それでも、
1か月半で2kgほど減りました。

自分としては、けっこう満足しています。

このまま、
1か月に1kgくらい減ったらいいなと思いながら、
ゆるっと続けていくつもりです。

とにかく、
しんどいことは続きません。

がんばりすぎて嫌になって、
全部やめてしまうのが一番もったいない。

だから、
やめたくならないように
自分を適度に甘やかしながらやる。

今の私には、
そのくらいが合っているみたいです。

手放したものを、また戻してもいい

生活をシンプルにすることは、
楽しみまでなくすことではなかったんですよね。

自分にいらない負担を減らして、
本当に使いたいところに
時間やお金や気持ちを使えるようにすること。

そのときは、

「これはもういらない」

と思って手放したものでも、
なくしてみて初めて分かることもあるみたいです。

服も、ネイルも、美容も、
なくても生活はできます。

でも、あることで
ちょっと気分が上がったり、
明日が少し楽しみになったりする。

それなら、
また自分のところへ戻してあげてもいい。

戻してみて、

「やっぱり、なんか違うな」

と思ったら、
また手放してもいいんだと思います。

一度決めたことを
ずっと守り続けなくてもいい。

そのときの自分に合わせて、
減らしたり、戻したりしながら、
だんだん自分にちょうどいい暮らしにしていけばいい。

暮らしを整えるって、
完成形をつくることではなくて、
たぶん、こういう実験を繰り返すことなのかもしれません。

なくても困らないものが、毎日にハリをくれる

私もまだ、
迷うことや悩むことはたくさんあります。

将来のために残した方がいいのか。
今のために使ってもいいのか。

なくても困らないものに、
時間やお金をかけていいのか。

考え始めると、
また何でも削る方向へ行きそうになります。

でも今は、

「これがあると、私はちょっとうれしい」

と思えるものなら、
全部なくさなくてもいいのかなと思っています。

何もかも削ってしまうのではなく、
自分のためだけに使う時間やお金も少し残しておく。

なくても困らない。

でも、あると人生がちょっと楽しい。

そんなものが、
何気ない毎日にハリを与えてくれているのかもしれません。